ボンドコークとは?シリコンコーキングとの違い・使い方を現場監督が解説
皆さんこんにちは、ズッキーです。
今回紹介するのは、内装現場でめちゃくちゃ定番の『ボンドコーク』について書いていきます。

「コーキングって、以前の記事で紹介したシリコンと何が違うの?」
そう思った方、鋭いです!
実はこの2つ、作業をする場所が非常に似ているんですが、
得意分野が全く違います。
ここを間違えると「塗装したのに塗料が弾かれた、、、」なんて失敗にもつながります。
内装現場での使い分けは超基本!
今回はその違いと使い方を、分かりやすく解説していきます。
この記事でわかる事
・ボンドコークとは何か?
・どんな場面で使うのか
・基本的な使い方
ボンドコークとは?
ボンドコークは、コニシ(ボンドのメーカー)が出している、
「水性アクリル系の充填材(コーキング材)」です。
ただ一般的によく使われているのはヤヨイ化学のジョイントコークという商品で、
『ボンドコーク』は通称で使われている感じですね。
実際はどちらでも同じような材料なので、
この記事でも通称としてボンドコークで書いていきます。
ボンドコークはひとことで言うと、
室内の細かい隙間やクロスのジョイント部分のめくれに対して、
接着や隙間埋めをする材料です。
ボンドコークの上から塗装する事も可能です。
※一般的なシリコンコーキングは塗装できません。正確に表現するとシリコン素材なので塗料を弾きます。
内装の現場ではクロス仕上げ以降で大活躍します。
壁の入隅や1mm〜2mm程度の隙間の仕上げ
現場ではシリコンコーキングと共に竣工最後まで現場に残っています。笑
シリコンコーキングとの違い
ここが一番大事なポイントです。

ポイントは「塗装するならボンドコーク、水回りならシリコン」という使い分け
隙間の大きさでも使い分けをしたりします。
1mm〜2mm程度ならボンドコーク、5mmとかそれ以上となるとシリコンコーキング
シリコンは塗料を弾いてしまうので、隙間を埋めた後に壁を塗りたい、クロスに合わせたい場合はNG。逆にボンドコークは塗装できるので、内装の仕上げにピッタリです。
ちなみに色の種類も豊富です。
※ヤヨイ化学から抜粋

ホームセンターでも豊富に種類を揃えています。

めちゃくちゃ多いので、使うところのクロスサンプルなどがあれば色合わせしやすいです。
家の修繕でボンドコークが活躍する場面
・壁紙(クロス)のめくれが出てきた時
・壁の入隅で隙間ができてきた時
・巾木や回り縁、他の材料との取り合いで隙間ができた時
水回りでなく、クロスのめくれだったら大体はボンドコークで補修しますね。
ボンドコークの使い方
1、掃除 ー 隙間のホコリや油分をきれいにする
2、マスキング ー はみ出し防止に両側を養生する ※マスキングテープは別記事にて
3、充填 ー 隙間にボンドコークを注入
4、ならし ー 指orヘラ 水で濡らした雑巾等を用意して、指でスーッとなぞる。
初心者ほど指でなぞるときれいになりやすいです。
5、マスキングを剥がす ー 乾く前にすぐ剥がしてください。
乾いてしまうとボンドコークが固まってしまい全部ベリベリに剥がれてしまいます。
6、乾燥 ー 1時間ほどで表面は乾きます。塗装をする場合は1日置いてから塗装します。
以下に写真でも補修の感じを見てみましょう。
今回は家の中で白い壁紙に隙間があったので、ホワイトのボンドコークで補修してみました。
例えば部屋の一角です。

隙間を発見!

今回はそんなに汚れてなく、細い隙間なので直接ボンドコークを打ちました。
慎重にいきたい時はマスキングテープを貼りますが、今回は貼らずにやってみます。


で、指でなぞるだけ


この時に指にボンドコークが付くので濡れ雑巾か、
ウェットティッシュがあればいいですね。
ボンドコークが水性なのですぐに取れます。
さぁ、目立たないくらいにきれいになりました!!!

この時に失敗してても、
もう少しボンドコークを打ち直して何度か指でなぞり直しても上手くいきます!
クロスとボンドコークが同じ色合いなら、全然目立ちません。
私も初めての現場で最初に手をつけ始めたのはボンドコークからだったなぁ、、、(しみじみ)
メリットとデメリット
メリット
・失敗しても水性なのでやり直ししやすい
・水で拭けて扱いやすいから初心者でも安心
・臭いも少なく室内作業向け
・上から塗装もできる
・既製品の色が豊富なので、特殊なクロスにも合わせやすい
デメリット
・水回りには不向き(耐水性が低い)※水回りにはシリコンコーキングを使う
・屋外には不向き
・乾燥しても、ある程度は粘着性がある為、数年経つとホコリが付着しやすく残りやすい
まとめ
・ボンドコークは水性で、上から塗装もできる
・室内でのちょっとした隙間埋めに最適
・水で拭けて初心者にも扱いやすい
いかがでしたか?
初心者でも扱いやすく、家の修繕に使うには第一候補になるボンドコーク
家のクロスに合わせた色を一本持っておくととても便利です。
ちなみに私がよく使うのはこの商品です。


