皆さんこんにちは、ズッキーです。

以前のイメージスケッチの記事で
そのうちリノベーション日記で」とお伝えしていたのを覚えている方はいますか?
・・・覚えていないでしょうね笑

お待たせしました。
ついに我が家のフルリノベーションの記録を公開していきます!

私は内装の現場監理の仕事をしていますが、
自分の家となると話しは別。
めっちゃ色々悩みまくりました。

このシリーズでは、
中古マンションを買って、フルリノベーションが完成するまでの全課程を
実際の写真とともに追いかけていきます。

記念すべき第1回はリノベーション前
購入した時のありのままの姿を公開します。

「中古マンションってどんな状態なの?」
「フルリノベってどこまで変えられるの?」
そんな疑問を持っている方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかる事
・中古マンションを購入した時のリアルな状態
・どこに不満があり、何を変えたかったのか
・フルリノベーションで解体前に考えるべきこと

我が家の物件の基本情報

物件種別:中古マンション
築年数:37年(当時)
広さ間取り:127㎡(メゾネット式)/5LDK+納戸
リノベ範囲:風呂とトイレ以外の全てリノベーション

マンションにしては間取りと㎡数が大きいと感じた人は多いんじゃないでしょうか?
そうなんです、我が家はマンションのメゾネットタイプというもので、
家の中に階段があり1階部分と2階部分があります。
127㎡は、実際には上下それぞれ約69㎡ある造りをしています。

リノベ前の写真とプラン

【リノベ前】玄関

当時の状態:一般的な間取りでよくありそうな広さの玄関
自然の光が入る窓が無いため、若干暗く感じます。

改装予想スケッチ・プラン

私の仕事柄、外に持っていく工具とか荷物が多いので、
すぐに持って運べるように、玄関の土間は広くして収納を多くしたかった。
そのため、隣の居室の壁を取り払い収納を多くして、
採光も取り入れられるように計画を立てました。

【リノベ前】洗面・浴室

当時の状態:洗面脱衣所と浴室は数年前にリフォームをしていたようで
そのままでも使える状態でした。

改装予想スケッチ・プラン

洗面所・浴室はそのままでも使える状態でしたが、
洗面の場所は動線を変えたかったので、
廊下に配置をするように計画を立てました。

【リノベ前】リビング・キッチン

当時の状態:LDKの間取りも昔ながらで、キッチンは見えないようにする配置をされていました。壁紙など何度かリフォームをしたような箇所があったので、
以前の住人さんはこの住居を大切に修繕をしながら住まわれていたのでしょう。

改装予想スケッチ・プラン

LDKはある程度の広さがあったので、そのままの広さとして、
キッチンで作業をしていてもリビングの状態が見えるようにキッチンの配置を変える計画にしました。


【リノベ前】各居室・収納

当時の状態:昔ながらの和室が多く、仕上げも当初のままで日焼け等の経年劣化がある状態でした。2階のフロアは間取りも悪くなかったので、基本的にはそのままの形にして、
仕上げを新しくする計画のみにしました。

なぜこの物件を選んだか?


私は元々生まれ育った地域が好きなので、地域は確定していました。
その中で自分の仕事道具の置き場や、奥さんの仕事部屋、子供の部屋などを考えると
大きい間取りがある物件を探していました。

でもこの地域は関西でも人気のある地域で、
新築物件や戸建て、ある程度の広さを持つ物件は予算オーバーが常でした。

自分の中での予算の都合や㎡数を考えた時に、
築年数の古い中古マンションを探すようになって、
不動産会社と相談を進めるうちに、この間取りがベストだ!という建物に辿りつきました。

ただその建物の物件は基本的に空きがなく、
物件が出てもすぐに埋まってしまう事が多いようで、
相談していた不動産会社も「すぐには難しいかもしれませんね」との事

「まぁ焦って他を探さずに、空きが出るまで気長に待つかぁ」
「待ってる間に色々プランを考えてみよう」
と思って不動産会社から間取り図をいただいて、プランだけをスタートしていきました。

するとある程度のプランが立った頃合いに(半年程度)
相談していた不動産会社から連絡があり、
「希望していた物件にもしかしたら空きが出るかもしれません、
急な話しですが住人さんに話しをするので内見してみますか?」との事
私は二つ返事で「すぐに内見の予定をお願いします」と伝えました。

すぐに物件の内見をして、ここだ!とピンときました。
どうやら元々の住人さんは、子育ても無事に終わり、夫婦だけで過ごすには
あまりに広い為、売りに出そうかどうしようかを悩んでいて、
見積もりだけでもと思って、その不動産会社に相談をしていたようです。

この物件は広告に出る前の段階だったので
多分、不動産会社の広告を見ているだけでは出会う事がなかった物件でした。
自分の足で動いて、信頼できる不動産会社と相談を重ねていった事が
結果良い方向になったのだと思います。



解体前に確認しておくべき事


ズバリ言います!
解体前に考えるべき事と確認しておくべき事は

電気と設備についてと建物(躯体)がどのようになっているか?

電気と設備について
建物から部屋に入ってくる電気と設備配管の最初の位置の確認はしておいた方が良いです。

これはマンションという大きい建物の場合
大本の電気と設備は他の部屋と共用となっているので、
最初の一次側の配線や配管は位置の変更ができないことが多いんです。

部屋の中に取り込んだ電気・設備配管は部屋の中で取り回しができますが、
リノベーションする部屋の位置や用途によって
思ってもみないところに配管スペースを設ける必要が出てくる場合があります。

我が家で言えばキッチンの配置を変えたことで、排水・給水配管ルートが必要になり、
床を一段上げている部分があります。

このキッチンの隣に床下の配管スペースがあるんです笑


建物(躯体)について
マンションにとって建物(躯体)の柱と梁は(場合によっては壁も)
基本的に傷をつける事ができません。
ハツリをしたり・開口を開けたりすると建物の建築基準を損ねてしまうので、
地震の時に倒壊する原因になったりします。
なのでリノベーションを計画するときに、壊しても大丈夫な壁なのか?
スリーブ開口は適切にあるのか? ※スリーブとは躯体の梁や土間の貫通開口穴のことです
この事を確認しておくと、リノベーションプランの失敗を少なくできますよ。

我が家の居室では、このスリーブ開口がなくエアコンを付けるのに制限がありました。

こんな感じで窓からエアコンの冷媒配管を出しています。
通常は躯体壁にスリーブ開口があって貫通できるようになっているのですが、
この部屋はそれがなかった・・・泣

まとめ
・我が家は築37年の中古マンションをフルリノベーション
・写真の状態からどのようにプランを考えていったか、
・解体前に確認しておくべき事は、躯体の状態や電気・設備の位置の確認
・次回は『解体編』、写真の状態から壊していきスケルトンになった姿を公開

以上、ズッキーでした!